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2025年7月2日 | トムソン・ロイター株式会社

トムソン・ロイター、日本初開催の年次カンファレンスSYNERGY Tokyoで、AIイノベーションと製品強化のロードマップを発表

~ AI新機能と業界をリードするインサイトにより、企業が複雑なビジネス環境に確信をもって対処していけるよう支援~

グローバルにコンテンツおよびテクノロジーを提供するトムソン・ロイター(TSX/Nasdaq:TRI)は本日、日本で初めて年次カンファレンス「SYNERGY Tokyo」を開催し、AIイノベーションと製品強化に関する日本市場でのロードマップを発表します。グランドハイアット東京(東京・港区)で開催されるこのカンファレンスには、お客様企業の法務、貿易コンプライアンス、リスク管理、デジタルトランスフォーメーションといった部門から、数百人規模にわたるプロフェッショナルが参加します。

SYNERGY Tokyoでは、基調講演、パネルディスカッション、製品デモンストレーションを通じて、2025年に日本のプロフェッショナルが直面する最大の変革要因について、以下の3つのテーマで議論します。

  • AI活用により不確実性を乗り越え、ビジネスの成長を促進
  • 日本のグローバル貿易の未来
  • 進化し続ける企業の法務部門のミッション

トムソン・ロイターの日本法人であるトムソン・ロイター株式会社の代表取締役社長 三浦健人は、日本でのSYNERGY初開催にあたって次のように述べています。

「SYNERGYは、トムソン・ロイターのお客様が最新のAIイノベーションと製品強化のロードマップに触れ、さらに業界の最前線にいる専門家による、ここでしか聞けないインサイトを得られる、きわめて重要なカンファレンスとして世界中で高く評価されています。今回初めて、日本のお客様にもSYNERGYの体験を提供できることを非常に嬉しく思います。」

AI活用により不確実性を乗り越え、ビジネスの成長を促進

SYNERGY Tokyoでは、トムソン・ロイターが2025年以降の日本向けの製品ロードマップを発表し、AIイノベーション、信頼できるコンテンツ、最先端技術への投資を紹介します。日本のお客様との協力の下で開発された、市場をリードするこのロードマップは、スマートかつ迅速な意思決定という、あらゆる企業・組織に共通するニーズに対応するものです。

この製品ロードマップは、トムソン・ロイターのグローバルな「Build, Partner, Buy(構築、パートナー、買収)」戦略における日本での進展を示しており、法律専門家レベルの生成AIアシスタントであるCoCounselが2024年12月に日本で提供開始されたことを踏まえたものです。

日本のグローバル貿易の未来

世界中の企業が直面している絶えず変化する規制上の課題に対処するために、国際貿易のプロフェッショナルは、国際的な事業運営を支援し、各国のコンプライアンス要件にも対応できる包括的な国際貿易ソリューションを必要としています。SYNERGY Tokyoでは、国際貿易管理システム「ONESOURCE Global Trade」の日本市場向けのロードマップを発表します。

このロードマップでは、今後一年間でONESOURCE Global Tradeに導入される新しい AI 機能のひとつであるONESOURCE Global Trade AI リサーチアシスタントなどを紹介します。ONESOURCE Global Trade AI リサーチアシスタントは、貿易コンプライアンスに携わるプロフェッショナルが、目まぐるしく変化する規制環境がビジネスへ与える影響を調査し、把握・分析することをサポートします。

トムソン・ロイターのコーポレートタックスおよびグローバル・トレード製品部門の責任者であるレイ・グローブは、次のように述べています。

「企業は、絶えず変化する規制環境に対応し、財務上の利益を守り、サプライチェーンの効率性を向上させていることを確実にするため、コンプライアンス業務を継続的に評価する必要があります。トムソン・ロイターでは、商取引とコンプライアンスの複雑な融合を通じて、お客様にとって信頼できるパートナーとしての役割を果たすべく努めています。ONESOURCE Global Trade AI リサーチアシスタントの導入は、高度なインテリジェンス機能の新時代の幕開けを告げるものであり、日本市場でも今後数か月以内にご提供できる予定です。ご期待ください。」

お客様のコメント

株式会社レゾナック 法務部 安全保障輸出管理グループ マネージャ―  藤井真二郎氏

「世界的な不確実性を背景に、貿易コンプライアンスの重要性はかつてないほど高まっています。株式会社レゾナックは、信頼できるテクノロジーパートナーであるトムソン・ロイターとともに、弊社輸出管理システムを刷新し、グローバル規模での高度な管理を実現しようとしています。」

進化し続ける企業の法務部門のミッション

SYNERGY Tokyoでは、デジタル時代における法務部門の変革について着目し、法と技術が交わる重要な分野に焦点を当て、法務専門家や業界エキスパートに貴重な洞察と実践的な戦略をご提供いただきます。

また、法務部門のお客様向けに、トムソン・ロイターの担当者による最新製品デモンストレーションを行います。連携されインテリジェントなリーガルテクノロジーのエコシステムを最適化することで、リーダーが得られる具体的なメリットをプロフェッショナルに伝えることを目的に以下の機能などを紹介します。

  • 法律業務のフローをスピーディーに、合理化、改善するCoCounselのAIスキルと製品インテグレーション
  • 法律業務の社内外コラボレーションから契約書管理までワンストップで実現するクラウドサービスHighQの最新機能

 

お客様のコメント

株式会社スノーピーク 執行役員 総務本部副本部長 法務担当 山崎悠太氏

「スノーピークでは、テクノロジーに精通した法務部門にすることが、増加する業務量を効果的に管理し、コミュニケーション経路を効率的に合理化するための重要なステップでした。私たちは、高いカスタマイズ性、明確なビジュアライゼーション、そしてグローバルな互換性というニーズを満たしてくれるHighQの導入を決定しました。」

トムソン・ロイター

トムソン・ロイター(TSX/Nasdaq: TRI)は、信頼できるコンテンツとテクノロジーを統合し、個人と企業が正しい決定を下すために必要となる将来に向けた情報を提供しています。トムソン・ロイターは、法務、税務、会計、コンプライアンス分野の専門家、政府、メディアにサービスを提供しています。高度な専門的ソフトウエアとインサイトを組み合わせたトムソン・ロイターの製品は、情報に基づく決定に必要なデータ、インテリジェンス、ソリューションを専門家に提供してその能力を高め、各種機関による正義、真実、透明性の追求を支援します。トムソン・ロイターの一部であるロイターは、信頼できるジャーナリズムとニュースを提供する世界最大級のプロバイダーです。詳細については、トムソン・ロイターのウェブサイトをご覧ください。

報道関係お問い合わせ先
トムソン・ロイター 広報代理(共同ピーアール)大塚
E-Mail: thomsonreuters-pr@kyodo-pr.co.jp