トムソン・ロイター株式会社
トムソン・ロイター、IDC MarketScapeレポート2025の国際貿易管理システム2部門においてリーダーに選出
グローバルにコンテンツおよびテクノロジーを提供するトムソン・ロイター(TSX/Nasdaq:TRI)は、同社が2025年のIDC MarketScapeレポートの国際貿易管理システム2部門:IDC MarketScape: Worldwide Global Trade Management for Manufacturers and Exporters 2025 Vendor Assessment (doc #US53604225, 2025年12月)およびIDC MarketScape: Worldwide Global Trade Management for Retailers and Importers 2025 Vendor Assessment (doc #US51573724, 2025年12月) においてリーダーに選出されたことを発表しました。
トムソン・ロイターのコーポレートタックスおよびグローバル・トレード製品部門の責任者であるレイ・グローブは次のように述べています。
「ビジネスの成功にとって、国際貿易はかつてないほど複雑になり、重要になっています。トムソン・ロイターのお客様は、何百もの法域にわたる規制要件、税関コンプライアンス、サプライチェーンの圧力など、ますます複雑化する状況を乗り越えています。当社の ONESOURCE グローバルトレードソリューションは、100 か国で 1,500 社を超える企業と、 35,000 人を超える貿易のプロフェッショナルにサービスを提供しており、こうした複雑さを競争上の優位性に変えるお手伝いをしていることを誇りに思っています。トムソン・ロイターでは、グローバル企業が成功するために必要な信頼できるコンテンツ、高度な AI 機能、シームレスな統合を提供することに全力を注いでいます。」
トムソン・ロイター のONESOURCE Global Tradeは、規制、貿易、税関コンプライアンス、輸出入管理、貿易金融機能、外国貿易地帯 (FTZ) 管理を含む包括的な貿易コンプライアンスソリューションを提供しています。このプラットフォームには、視覚的なオーバーレイと広範なフィルタリング機能を備えたグローバルダッシュボードがあり、取引指標の要約や例外管理を行います。主な強みは、信頼性の高い一次情報コンテンツと、年間1億3,000万件以上の更新を24時間以内に反映する体制です。さらに、メキシコのANAMやブラジルのSiscomexといった刻々と変化する規制枠組みに合わせたソリューションを通じて、中南米地域に特化した専門的なカバレッジを提供しています。
IDCの輸送、物流、倉庫、グローバルトレード担当リサーチディレクターのトラビス・アイデは次のように述べています。
「今日、製造業者と輸出業者は、成長と効率性を戦略的に実現するために、基本的なコンプライアンスにとどまらないグローバルな貿易管理ソリューションを必要としています。トムソン・ロイターは、法律、税務、コンプライアンスの要件をオペレーショナル・ロジスティクスと橋渡しするためのツールを製造業者に提供しています。コンテンツ機能をコントロールタワーのダッシュボードや包括的な FTZ 管理と組み合わせることで、製造業者は複雑な取引業務を管理し、複数の管轄区域にわたる関税削減を最適化するために必要な可視性と制御が可能になります。」
ONESOURCE Global Classification AI は、トムソン・ロイターのプロフェッショナルグレードの AI を搭載した、税務、貿易、法律、リスクの各領域をつなぐ唯一のインテリジェントなコンプライアンスネットワークです。ONESOURCE Global Classification AI はタスクとワークフローを合理化することで、グローバルな貿易をより広範なサプライチェーンとビジネス全体の統合要素として最適に管理できるようにする総合的な洞察を提供します。トムソン・ロイターは、2024年にPagero Transportation Management System(TMS)を買収したことで、プラットフォームとユーザー・エクスペリエンスを全面的に最新化すると同時に、国際貿易管理の主要な要素を傘下に置きました。
トムソン・ロイターは過去に、IDC MarketScape for Worldwide SaaS and Cloud-enabled Sales and Use Tax Automation Software for Enterprise 2024 Vendor Assessment (doc #US52035324、2024年12月)においてもリーダーに選出されており、また、Pagero社は IDC MarketScape: European Compliant e-Invoicing 2024 Vendor Assessment (doc #EUR151806424、2024年9月)でリーダーに選ばれています。
IDC MarketScapeについて
IDC MarketScapeベンダー評価モデルは、特定の市場におけるITサプライヤー、サービスプロバイダーの競争力の概要を提供するように設計されています。この調査では、定性的および定量的な基準に基づく厳密な採点方法を用いて、特定の市場内における各企業のポジションを単一のグラフィカルな図で表現します。IDC MarketScapeは、ITベンダーの製品・サービス、能力、戦略、現在および将来における市場での成功要因を有意義に比較できる明確なフレームワークを提供します。また、このフレームワークを利用することで、ITバイヤーは、対象ベンダーの現在および将来に渡る強みと弱みを360度で評価できるようになります。
トムソン・ロイターについて
トムソン・ロイター(TSX/Nasdaq: TRI)は、信頼できるコンテンツとテクノロジーを統合し、個人と企業が正しい決定を下すために必要となる将来に向けた情報を提供しています。トムソン・ロイターは、法務、税務、会計、コンプライアンス分野のプロフェッショナル、政府、メディアにサービスを提供しています。高度な専門的ソフトウエアとインサイトを組み合わせたトムソン・ロイターの製品は、情報に基づく決定に必要なデータ、インテリジェンス、ソリューションをプロフェッショナルに提供してその能力を高め、各種機関による正義、真実、透明性の追求を支援します。トムソン・ロイターの一部であるロイターは、信頼できるジャーナリズムとニュースを提供する世界最大級のプロバイダーです。詳細については、トムソン・ロイターのウェブサイトをご覧ください。