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2026年2月24日

100万人のプロフェッショナルがCoCounselを選択—     トムソン・ロイター、規制産業向けAIを本格展開

AIが試験導入から本番運用への移行を示す節目、次世代版CoCounsel Legalもプレビュー

トロント(カナダ)、2026年2月24日 — グローバルにコンテンツおよびテクノロジーを提供するトムソン・ロイター(TSX/Nasdaq: TRI)は、本日、同社のプロフェッショナルグレードAI技術であるCoCounselが、107の国・地域にわたり100万人のプロフェッショナルに利用されていることを発表しました。本マイルストーンは、法務、リスク、コンプライアンス、税務、会計、監査、グローバルトレードといった高リスク領域において進行している、より大きな変化を反映しています。AIは実験段階から本番へ移行しつつあります。独立したツールとしてではなく、正確性、根拠、データ保護が不可欠な日々の業務フローへ、AIが直接組み込まれるようになっています。

汎用AIはもっともらしい回答を生成できます。しかし規制産業のプロフェッショナルに必要なのは、法廷、監査、規制当局の手続きにおけるレビューに耐えうるAIです。こうしたシステムには、権威ある情報源の取得、引用の検証、法域ごとのルール適用が求められます。

CoCounselはこれらの要件を満たし、同社のグローバル・ポートフォリオ全体(CoCounsel Legal、 CoCounsel Tax and Audit、ONESOURCE+を含む)にわたり、インテリジェントな機能を提供しています。CoCounselは、プロフェッショナルがすでに利用しているツールに統合され、175年以上にわたり磨き上げられてきたライセンスされたコンテンツを分析し、専門家が開発した検証ロジックを組み込み、構造化された引用付きアウトプットを提供します。顧客データは保護され、第三者モデルの学習に再利用されることはありません。また、法律・税務・コンプライアンスの各領域において、4,500名以上のトムソン・ロイターの専門家がCoCounselのアウトプットの検証と継続的な改善に貢献しています。

トムソン・ロイターの社長兼CEOスティーブ・ハスカー(Steve Hasker)は次のように述べています。 「プロフェッショナルはもはや、AIを使うかどうかを決めているのではありません。評判やクライアントのデータが懸かる場面で、どのAIを信頼するかを決めています。CoCounselは、"ほぼ正しい"では不十分な局面のために作られています。数十年にわたる権威あるコンテンツに基づき、各分野の専門家によって検証され、顧客データは顧客のものであり続けるという明確なコミットメントに支えられています。だからこそ、100万人のプロフェッショナルがCoCounselを頼りにしています。」

また、トムソン・ロイターの最高製品責任者(CPO)のデビッド・ウォン(David Wong)は次のように述べています。「仕事が重要であるほど、AIはプロフェッショナルグレードでなければなりません。プロフェッショナルには、日々責任を負う基準の中で高度な業務を完遂できるシステムが必要です。そこにCoCounselと他のすべてとの違いがあります。100か国以上にわたる100万人のCoCounselユーザーは、世界共通のコンセンサスを示しています。」

規制業務のために設計

CoCounselの普及は、プロフェッショナル環境に適合させた設計判断を反映しています。

  • ライセンスされた権威あるコンテンツ:スクレイピングされた公開データではなく、編集を加えた法務・税務ソースに基づいて出力します。

  • 専門家による検証:誤りが重大な結果を招く領域において、各分野の専門家がワークフローのロジックと品質基準を設計します。

  • ワークフロー統合:CoCounsel は単独のインターフェースではなく、リサーチ、ドラフティング(文書作成)、コンプライアンスのプラットフォーム内で動作し、既存のプロ用システムの中でタスクを実行できます。

  • データ境界を前提とした設計:トムソン・ロイターは、顧客の入力を第三者モデルの学習に再利用したり、他ユーザー向け出力の生成に用いたりしません。

  • ガバナンスを備えたマルチモデル構成:AnthropicのClaude、OpenAIのGPT、GoogleのGeminiなどの主要フロンティアモデルに加え、独自AI技術と構造化データセットを組み合わせ、性能制御とシステムレベルの監督を維持します。

ツールから「実行レイヤー」へ

法務、税務、監査、コンプライアンスの業務フローでは、AIが関連する根拠(authority)を取得し、構造化・非構造化情報を分析し、法域毎のルールを適用し、レビューに耐える成果物を生成する必要があります。これには、垂直統合されたシステムが求められます。

CoCounselは、基盤モデル、独自のAIエンジニアリング、独自のコンテンツ、分野毎の専門性を組み合わせ、複数ステップのワークフローをエンドツーエンドで完遂する、プロフェッショナルプラットフォーム内の実行レイヤーとして機能します。

まもなくベータ提供予定の次世代CoCounsel Legalは、会話型のタスク実行を中心に設計されています。近い将来、法律事務所および企業の法務担当者は、同僚に依頼するように目的を述べるだけで、CoCounselが計画を立て、WestlawおよびPractical Lawから根拠を取得し、ユーザー文書や関連する社内情報(先例・雛形等)を検索し、素材を分析し、引用が有効な法律に基づいているかを確認し、単一のシステム内で構造化された成果物を提供します。グローバルでは、CoCounsel TaxおよびONESOURCE+における追加の次世代機能も、2026年後半に予定されています。

AIがプロフェッショナルシステムへ組み込まれるにつれ、決定的な問いは「どれだけ速く文章を生成できるか」ではなく、「法的・財務的な結果を伴う業務を支えられるか」です。

100万人のプロフェッショナルがCoCounselを利用している今、トムソン・ロイターはAI競争に参加しているのではなく、世界で最も高い責任を伴う仕事においてAIがどのように機能すべきかを定義しています。


トムソン・ロイターについて

トムソン・ロイター(TSX/Nasdaq: TRI)は、信頼できるコンテンツとテクノロジーを統合し、個人と企業が正しい決定を下すために必要となる将来に向けた情報を提供しています。トムソン・ロイターは、法務、税務、会計、コンプライアンス分野のプロフェッショナル、政府、メディアにサービスを提供しています。高度な専門的ソフトウエアとインサイトを組み合わせたトムソン・ロイターの製品は、情報に基づく決定に必要なデータ、インテリジェンス、ソリューションをプロフェッショナルに提供してその能力を高め、各種機関による正義、真実、透明性の追求を支援します。トムソン・ロイターの一部であるロイターは、信頼できるジャーナリズムとニュースを提供する世界最大級のプロバイダーです。詳細については、トムソン・ロイターのウェブサイトをご覧ください。

詳細:thomsonreuters.com/cocounsel

報道関係お問い合わせ先
Brooke Heywood
Corporate Affairs Manager
Asia and Emerging Markets
brooke.heywood@tr.com

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