表明保証とは、契約の当事者が、相手方に対して、一定の時点において一定の事実が真実かつ正確であることを表明し、保証するものです。英米法での契約におけるRepresentations and Warrantiesに由来しますが、日本国内においても、M&Aにおける最終契約において規定が置かれています。
本勉強会では、表明保証の機能、M&Aにおける最終契約においてよく設けられる表明保証関連の規定の目的・内容について、「いまさら聞けない」というくらいの点からお話しします。また、表明保証に関する交渉のポイントについても説明しますので、日頃からM&Aに携わっている皆様も改めて知識の整理に役立てていただければと思います。 勉強会自体は、M&Aにおける最終契約の場面を念頭に説明する予定ですが、表明保証の機能や規定の内容については、ローン契約や不動産売買契約にも共通するものもございますので、ファイナンスや不動産の案件に関わられている皆様も、お気軽にお申し込みください。

表明保証の基礎から実務まで体系的に学習
M&A最終契約における実践的な規定内容を詳解

幅広い契約類型への応用可能な知識を提供
プログラム
15:00 ~ 16:30
講師によるレクチャー
16:30 ~ 16:40
トムソン・ロイターより「日本法における法的根拠から英米における議論まで(表明保証)」
・本ウェビナーは、企業の経営企画・法務・総務・管理部門の責任者様ならびに実務担当者様を対象としています。
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講師紹介

土岐 俊太(どき しゅんた)
弁護士・ニューヨーク州弁護士
2012年京都大学法学部卒業、2014年京都大学法科大学院修了、2022年ジョージタウン大学ローセンター修了(LL.M.)。2022~2023年Morgan, Lewis & Bockius LLP(New York)勤務。2024年Heussen(Amsterdam)で実務研修。2024年Utrecht University School of Law修了(Master of Law and Sustainability in Europe)。主な取扱分野は、M&A、環境、不動産、エネルギー、サステナビリティ・ESG、訴訟・紛争解決。最近の執筆は、「事業分野別に見るM&Aの勘所[第6回]太陽光発電事業」(2025年5月 Business & Law)、「グリーンウォッシュや『反ESGの動き』の中で日本企業に求められる対応~M&A時の法務DDや子会社管理で重要なESG要素の検証」(2023年5月 MARR Online)(いずれも単著)等。最近のセミナーは、「企業に求められる人権・環境デューディリジェンスの対応 ~CSDDDその他の最新の法制度の内容についても解説~」(2025年7月~8月 PRONEXUS)、「事業分野別M&Aセミナーシリーズ 第6回:太陽光発電事業」(2024年12月 大江橋法律事務所)等。
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