本年2月に欧州司法裁判所(ECJ)が下したBSH判決は、統一特許裁判所(UPC)の裁判管轄をUPC加盟国外にまで広げるエポック・メイキングなものとなりました。その後、BSH判決に追従するUPC判決が続々と下されており、UPCの存在感・重要性が日に日に際立っています。
本勉強会では、まずUPCの裁判管轄の現在地について裁判例に基づきご紹介し、欧州に展開する日本企業がUPCに関する知識を深めておくことの重要性をご説明いたします。その上で、改めてUPCに関する基礎的な事項(手続きの全体像、迅速性、裁判地、使用言語、訴訟費用の負担等)を復習しつつ、時間の許す限りで、これらの事項に関連する裁判例や統計情報、現地での実務研修での経験等もご紹介いたします。
本勉強会が、皆様のUPCに関する知識の深化・アップデートにお役立ていただけますと幸いです。
UPCの基礎から最新動向まで全体像を効率的に習得
裁判例・統計・現地実務経験に基づく実践的な内容を詳解
BSH判決とUPCの管轄権拡大による新たなリスクを理解して予期せぬ訴訟リスクに備えられる
プログラム
15:00 ~ 16:00
講師によるレクチャー
16:00 ~ 16:10
トムソン・ロイターより「CoCounsel日本語版が広げる、海外法制度の初動調査」
・本ウェビナーは、企業の経営企画・法務・総務・管理部門の責任者様ならびに実務担当者様を対象としています。
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講師紹介
弁護士 鷲見 健人(すみ けんと)
2016年東京大学法学部卒業、2017年弁護士登録。2024年George Washington University Law School(IP LL.M.)卒業。2024年~2025年Bird & Bird(Munich, London)にて知財実務研修。主な取扱分野は、知財争訟(特許、意匠、商標等)、知財取引一般(共同開発契約、ライセンス契約等)、企業法務全般。
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