米国の高関税政策や世界的なFTA/EPAの進展により、通商環境が大きく変化する中、関税は単なるコストではなく、企業の収益改善や輸出拡大に直結する重要な経営ファクターとなっています。
本セミナーでは、経営層向けにFTA/EPAを事業戦略へ組み込む考え方を解説するとともに、実務者向けに原産地規則、HSコード、原産性判定、サプライヤー証明などの課題と対応ポイントを紹介します。
2026年8月6日(木)
14:00~
オンラインウェビナー
プログラム
Guest Session 1
「FTA/EPA活用と日本企業の事業戦略」
旭化成株式会社 田中雄作氏
関税は「コスト」ではなく、事業戦略上の重要なファクターです。米国の高関税政策が進む一方、世界ではFTA・EPAが大きく進展するなど、通商環境は激変しています。
関税は本来「事業戦略の重要な打ち手」であり、能動的にマネジメントすることで企業の収益改善に直結します。FTA・EPAを輸出拡大の交渉ツールとして使いこなす「関税マネジメント」の実践が、今まさに企業に求められています。
本セッションでは、FTA/EPAを戦略的に活用するための考え方と実践に向けたポイントをご紹介いたします。
Guest Session 2
「EPAの相談事例から見るFTA/EPA活用の現状と課題」
近畿大学 石川雅啓氏
主に、日本貿易振興機構(ジェトロ)での長年の貿易投資相談業務の経験をもとに、我が国企業のFTA/EPA活用の現状と各企業が抱える課題について講演を行います。
企業が抱える課題としては、難解な原産地規則の理解、輸出産品の原産性判定の負荷、各材料のHSコードの確認、HSコードの年版問題、サプライヤーからの協力の獲得(サプライヤー証明の取得)の困難さなどが挙げられます。
Talk Session 2
「FTA/EPA活用の現状を踏まえた今後の展望」
前段の2つのセッションの講師、旭化成株式会社の田中氏・近畿大学の石川氏によるトークセッションです。FTA/EPA活用の現状と課題を踏まえ、戦略と実務の両面から今後の対応の方向性を展望します。現場の課題解決につながる視点や、企業に求められる取り組みについて議論します。
*プログラム内容、タイトルは予告なく変更する場合がございます
講師紹介
田中 雄作氏
旭化成株式会社 経営企画部 リードエキスパート(通商)
ソニー(株)等を経て2008年から旭化成(株)。18年に高度専門職であるリードエキスパートに就任。アメリカ合衆国税理士、通関士有資格者。(株)旭リサーチセンター主席研究員、(一財)国際貿易投資研究所客員研究員。専門誌等への寄稿、各種セミナー講演、大学講義の実績多数。財務省、経済産業省、JETRO等の通商関連委員を務める。25年に日本通関業連合会より「会長特別賞」を受賞。
石川 雅啓氏
近畿大学 経営学部商学科 准教授
1998年4月~2025年3月までの27年間の日本貿易振興機構(ジェトロ)勤務の中で、約3分の2にあたる約16年半を、企業の国際ビジネス展開の相談を受ける、貿易投資相談の部署にて勤務。2025年4月近畿大学准教授就任。ほかにグローバルBiz専門職大学教授。通関士有資格。AIBA認定貿易アドバイザー。
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