ケースで学ぶ取締役の善管注意義務
会社法は、取締役に対し、善管注意義務を課しており、これに違反した場合、取締役は会社や第三者に対して損害賠償責任を負う可能性があります(会社法423条1項、429条)。この善管注意義務は、「善良な管理者の注意をもって職務を遂行する義務」であると説明されますが、具体的な状況下でいかなる場合に善管注意義務違反となるのか/ならないのかの判断は必ずしも容易ではありません。
本勉強会では、いわゆる「経営判断原則」などの概念にも簡単に触れつつ、善管注意義務が問題となった裁判例を複数取り上げ、違反の有無が判断されるにあたり、どのような事情が考慮されるのかということをご説明いたします。本勉強会が、善管注意義務違反を防ぐためのポイントをご理解いただく一助となれば幸いです。
善管注意義務について既に十分理解されている皆様も、改めて知識の整理に役立てていただければと思いますので、お気軽にお申し込みください。
取締役の善管注意義務について
簡潔に学習
複数の裁判例を取り上げ、ケースを基にした実践的な解説
善管注意義務違反の具体的な判断ポイントを把握
プログラム
15:00 ~ 16:00
講師によるレクチャー
16:00 ~ 16:10
トムソン・ロイターより 「判例データベースで追いかける判例の動向と書籍雑誌記事」
・本ウェビナーは、企業の経営企画・法務・総務・管理部門の責任者様ならびに実務担当者様を対象としています。
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講師紹介
弁護士 渡辺 洋 (わたなべ ひろ)
弁護士法人大江橋法律事務所
2015年京都大学法学部卒業、2017年京都大学法科大学院修了、2024年京都大学法科大学院非常勤講師、2025年University of Pennsylvania Law School(LL.M.)卒業、ニューヨーク弁護士資格試験合格。主な取扱分野は、M&A、一般企業法務、ベンチャー支援、企業不祥事対応、保険、知財取引・争訟、訴訟・紛争解決。
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